7か月間、セカンドハウスとして、HJ PLACEを借りていました。
退去・費用清算が完了したので、良かった点・気になった点をまとめました。
HJ PLACEとは
「HJ PLACE」とは、HORIJYUKU株式会社が、自社で運営する投資スクールの生徒向けに企画している新築一棟マンションです。
特徴として、ヨーロピアン調の外観、狭小地、RC造、家電付き、エレベーターはありません。
管理・募集はエイブル株式会社が行っていますが、オーナーにより、必ずしもそうではないようです。建物名も「HJ PLACE」ではなく、オーナーが独自につけている物件もあります。
オーナーが手放す事例も散見され、投資用物件サイト「楽待」で確認したところ、2025年6月22日現在、3物件が販売中でした。
1.HJ PLACE秋葉原A 価格2億5,500万円・表面利回り約3.94%・物元:東急リバブル株 式会社
2.HJ PLACE押上 価格2億7,650万円・表面利回り4.50%・売主:ケイアイスター不動産株式会社
3.HJ PLACE SHIBUYA 価格4億7,900万円・表面利回り3.59%・物元:住友林業サービス株式会社
借りていたHJ PLACEの概要
所在地:渋谷区
交通:京王新線「●」駅 徒歩7分
築年月:2023年4月
専有面積:約11㎡
設備:オートロック・宅配ボックス・エアコン・Wi-Fi(無料)・ミニ冷蔵庫・洗濯機・液晶テレビ
敷金・礼金・保証金:無し
フリーレント1か月
賃料:84,000円
管理費:8,000円
クリーニング費用:49,500円
消毒代:23,650円
24時間サポート:19,800円
HJ PLACEを借りた経緯
千葉県から都内へ、1時間以上かけて通勤していました。
以前よりHORIJYUKUの事業内容に興味があり、たまたま職場の近隣に空きが出たので、試しにセカンドハウスとして借りてみました。
HJ PLACEに住んで良かった点
1.開錠手段が複数ある
株式会社三和テレムのスマートホームシステム「IoTele(イオテレ)」が導入されており、開錠手段が複数用意されていました。顔認証・指紋認証が快適です。顔・指紋・暗証番号の初回設定は、業者が来訪して全てやってくれます。住んでいた間に、開錠トラブルは1回もありませんでした。
・共用部オートロック:カードキー・暗証番号・顔認証
・居室玄関:カードキー・暗証番号・指紋認証
2.家電が設置済みである
液晶テレビ・ミニ冷蔵庫・洗濯機・エアコン・IHクッキングヒーターが設置されています。電子レンジは自分で買いました。



3.バス・トイレ別
バスとトイレは分かれています。浴室乾燥機も設置されています。浴室はかなり狭いです。



4.立地
京王新線「●」駅徒歩7分の閑静な低層住宅街に立地していました。複数の駅・路線が利用でき、また、周辺に商店街やスーパー、飲食店が複数あり、住環境は良好でした。
5.初期費用が安い
敷金・礼金0円、フリーレント1か月~2か月で募集しています。家電も設置されているので、初期費用を抑えることができます。1年未満で退去した場合、賃料+共益費1か月分の短期解約違約金が発生するため、注意が必要です。
HJ PLACEに住んで気になった点
1.ダストボックスのサイズ
ダストボックスが小さいため、ゴミがあふれていました。また、蓋が壊れており、案内時にエイブルの担当者は修理予定と言っていましたが、結局、退去時までそのままでした。
2.夏は暑く、冬は寒い
開口部(窓)が大きいため、夏は暑く、冬は寒いです。室内にいる間は、エアコンを常時作動させていました。
3.ベッドフレーム
ベットフレームが予め設置されています。狭い室内の大部分を専有しているため、かなり邪魔でした。

4.ロールスクリーン
カーテンの代わりにロールスクリーンが設置されています。使い勝手が悪いので、ニトリで取り外しのできる伸縮式のカーテンレールとカーテンを購入し、使用していました。

5.防音性
RC造ですが、狭小地に戸数を詰め込んだ低層マンションであり、開口部(窓)が大きく、バルコニーが無いため、室内外の音(話し声・生活音・車両の通過音等)は結構聞こえます。
HJ PLACEに住んだ感想:まとめ
以上、HJ PLACEに住んで、良かった点・気になった点をまとめてみました。
同じ家賃であるなら、部屋の広さより、築年数・設備・立地・初期費用を重視する方、急遽都内へ引越す必要が生じた方は、検討する価値があると思います。